このアプリについて
徐行(前進5km/h・後退3.6km/h)の車を俯瞰で動かし、走行の軌跡と数値で採点する練習ドリル。前輪と後輪が別の道を通る「内輪差」と、ハンドルを切り始める位置・戻すタイミング・切る量を、実車の前に手で覚えるためのもの。
おすすめの流れ:コースを開いて見本を見る(STEPごとに停止するので次へで進める)→ 補助線ONで走る → 補助線OFFで走る → 採点結果の講評と「切り始め」「ハンドル最大」を見本と比べる。
ヒントの考え方(全コース共通の6原則)
- 観察:動く前に見る。前進は前と左右、バックの前は目視で後方(人・自転車・車)+両ミラー。ミラーには死角があり、後輪そのものが映るとは限らない。分からないときは止まる。
- 予測:車は後輪を軸に曲がる。内側は「後輪付近の通り道」、外側は「前の角の振り出し」がどこへ行くかを先に考える。
- 判断:切り始めは「後輪付近が目標に来たと推定できたとき」。枠線・縁石・隣の車と自車側面の見え方から後輪の位置を推定する。距離や回転数の数字は車種・状況で変わる目安で、安全の保証ではない。
- 操作:必要な量だけ切る。「いっぱい」は手段であって義務ではない。足りなければ切り始めを早く・量を増やし、余れば遅く・減らす。
- 再確認:動きながら見続ける。バック中は内側のミラーで隙間の変化、前進で切っている間は外側の前角の振れ。予測とズレたらすぐ直す。
- 停止・修正:迷ったら・詰まる見込みなら止まる。止まってから切り返す(前に出るときは行きたい側へ、下がるときは反対側へ)。切り返しは検定でも認められた正しい手順(基本編は2回目以降−5点)。
バックで入れる順番はいつも同じ:①停める側に寄せる → ②スペースを使って角度をつける(前が反対側の端に近づくまで振る) → ③目視で後方を確認してから、後輪付近と入口の角の余裕をミラーで推定しつつ必要な量だけ切ってバック。通路が広いほど角度が大きくなり、切る量は減る。狭いほど角度は小さく、足りない分は切り返しで補う。
はじめる前の設定
- 車種
- 教習車/N-BOX/マーチ/アクア/ソリオ/ノアの6車種。全長・全幅・ホイールベース・最小回転半径が変わり、曲がり方や見え方が変わる。見本プレイも車種ごとに調整済み
- コース規格
- 基本編は検定と同じ規格:クランク・S字は道幅3.5m(境界は縁石)、交差点は車線3.5m、方向変換は凹部+ポール、縦列(検定)は枠2.2×7.5m。判定も検定準拠(乗り上げは復帰で−20点、接触・脱輪大・切り返し4回は中止)。縦列は検定仕様(基本編)と実践用2種(実践編)に分かれる
- コースを選ぶ
- カードを押すとそのコースが始まる。走行画面の見本(または採点結果の「見本を見る」)で見本再生に切り替わる。見本はSTEPごとに自動停止し、画面上部のカードの説明を読んで次へで進める(そのSTEPで見るミラーが強調される)。最後は結果を見るで採点へ
走行画面の操作
- D/R・アクセル
- D(前進)/R(後退)は完全に停止しているときだけ切替できる。アクセルを押している間だけ動き(前進5km/h・後退3.6km/h)、離すと自動でブレーキがかかって止まる
- ハンドル
- 円をなぞって回す。実車のように持ち替えながら回せる。戻すで中央へ
- ヒント
- そのコースの考え方とSTEPごとの要点(1文)を表示。もう一度押すと閉じる
- 正面を向く
- 画面上の車の向きに合わせて俯瞰マップを90°単位で回し、車の前方を画面の上に合わせる(表示だけが回り、操作・判定は変わらない)
- 終了して採点
- 駐車系のコースだけに出る。駐車は自動では終わらないので、停車中にこのボタン→確認で、その時点の位置・角度を採点する
- やり直し
- 同じコースを最初から。‹でコース選択へ戻る
画面の見方
- 補助線
- いまのハンドル角のまま進んだときの予測。青の破線=後輪、水色の破線=前輪、薄い帯=内輪差と車体が通る範囲、点線の車体=2.5mごとの位置。R(後退)では後ろ向きに出る。ハンドルを切っていると回転中心の点と回転円(青=内側の後輪、水色=外側の前輪)も出る。全切りのとき水色の円がその車の最小回転半径。車は後軸の延長線上の点を中心に回るので、中心点が枠や縁石のどちら側にあるかで曲がりの余裕が読める
- 寄り/全体
- 表示範囲の切替。「寄り」では画面下に左右のサイドミラーが出る(ミラー越しに後輪と枠線の関係を見る用)
採点結果
- いつ出るか
- 通過・出庫・方向変換はゴールで自動。駐車系は自動では終わらない:納得いくまで調整し、停車中に「終了して採点」→確認で確定する(枠外・斜めでも採点でき、その場合は未達成として理由を表示)。見本は最終STEPの後に「結果を見る」。途中でやめた走行は記録しない
- 講評
- いちばん大きい減点を1つ選び、「起きたこと(計測値)→次に見る場所→次の操作」の順で説明する。接触・脱輪があるときは点数より先に安全の指導を出す。95〜99点は100点との差、100点は再現したいポイントを表示
- 地図
- 水色=前輪の軌跡、青=後輪の軌跡、灰=車体が通った範囲、赤=接触・脱輪・はみ出し。「切り始め」の位置と「最接近」も表示
- ランク・S王冠
- 100点からの減点。S(95〜)/A(85〜)/B(70〜)/C(50〜)/D。内訳は地図の下。自力で完走・課題達成・安全(接触/脱輪なし)・Sランクをすべて満たすと、その車種×コースに王冠が付く(見本では付かない)
- 切り返しの扱い
- 前進と後退が入れ替わるたびに1回と数える(ハンドルを切っていなくても)。基本編(検定準拠)=1回目は減点なし、2回目以降1回につき−5点、4回で中止。実践編=コースの基本値と選んだ車種の見本の回数の大きい方まで減点なし。エラー対応編=3回まで減点なし
- 難易度の考え方
- 難しさは選んだ車種で変わる(車種一覧は小さい順=易しい順)。同じコースでも大きい車ほど余裕が減る
- コース別の指標
- クランク・S字=接触・脱輪・最接近・切り返し/交差点=縁石乗り上げ・はみ出し・回り方(左折は縁石との間隔、右折は中心との位置関係)/駐車・駐車場=枠内・角度・左右と奥(後ろ)の余裕・切り返し回数/縦列=縁石との間隔・前後の余裕/方向変換=凹部に入ったか・奥の余裕・規定外の切り返し/左右ズレ修正=中央からのズレ(±8cmで達成)と左右の隙間差
実車での注意
このアプリの俯瞰は、実車では見えないものまで見えている。実車ではミラーに死角があり、後輪や縁石が映るとは限らない。バックの前後は直接目視(人・自転車・車)を行い、見えない・分からないときは止まって確かめる。ここでの点数や成功は、実車での安全を保証するものではない。
キーボード(PC)
- ↑ ↓
- アクセル/ブレーキ
- R
- D/R切替(停止中のみ)
- ← →
- ハンドル
- スペース
- 戻す
- Z / G
- 寄り・全体/補助線